源泉の真上に浴槽を据える「源泉湧き流し」。1918年築の木造本館が現役で残る南八甲田の一軒宿を、湯屋の断面と営業期間という制約から一棟で読む。
化粧屋根裏は野地板を張らずに垂木と梁を露しのまま見せる仕上げ。法師温泉長寿館・蔦温泉旅館・本家伴久を起点に、構造材を意匠化する温泉建築の語彙を読む。