デザインホテル
特集 / Editor's Pick

洗面に一枚岩を据える宿 5軒|手水鉢を室内へ写した、水回りという設計判断

庭の手水鉢を、客室の洗面へ。既製の陶器ボウルではなく石を刳り貫いた一枚岩を据える——水と石の取り合いに設計思想が表れる宿を、北海道から大分まで5軒選んだ。毎朝手を触れる小さな面から、宿の質を読む。

2026 . 07 . 28

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隠れ宿

宿帳を紙のまま残す宿 3軒 — 万年筆と朱印、到着の所作を電子化しないという設計

到着してまず万年筆を執る。宿帳を電子端末に置き換えない京都・金沢・松江の名旅館3軒を、隠れ宿の初動設計として読む。俵屋旅館、浅田屋、皆美館。

2026 . 07 . 28
デザインホテル

ACEホテル京都 — 烏丸御池・旧京都中央電話局を継ぐ新風館、隈研吾とコミューンが縫う213室を一棟で読む

1926年の旧京都中央電話局を隈研吾とコミューン デザインが再構成した新風館の一棟。烏丸御池直結・213室の都市型デザインホテルを、建築の断面から一軒集中で読む。

2026 . 07 . 28
隠れ宿

上高地・乗鞍・白骨の谷あいに潜む宿 5軒 — 標高1500m帯、マイカー規制の奥に灯る小宿

上高地から乗鞍・白骨へと続く標高1500m前後の谷あい。マイカー規制とアクセスの不便さに守られ、静けさと夜の暗さを保つ室数の限られた小宿5軒を、地形とともに読む。

2026 . 07 . 27
隠れ宿

二泊三日、隠岐諸島を渡る — 西ノ島・中ノ島・知夫里島に潜む室数10以下の島宿を継ぐ

本土から船で二時間半、隠岐・島前の三島を室数十以下の島宿で継ぐ二泊三日。西ノ島・中ノ島・知夫里島、フェリーと内航船の時刻表に合わせた連泊動線を、宿を軸に編んだ。

2026 . 07 . 27
デザインホテル

欄間彫刻を継ぐ宿 5軒 — 鴨居と天井のあいだの一枚に、透かし彫りと組子を彫るという意匠

京都・金沢・飛騨の数寄屋宿五軒を、部屋境の「欄間」という一枚の建具から読む。透かし彫り・板欄間・組子・筬——技法の差が宿の性格を分ける。

2026 . 07 . 27
高級旅館

器を主語に読む宿 3軒 — 九谷・織部・作家物、料理長が膳に択ぶ一皿の作家性

加賀・北陸の高級旅館3軒を「盛る器」の視点で読み解く。九谷の色絵、山中塗、作家物——料理長が膳に択ぶ一皿の作家性を、あらや滔々庵・べにや無何有・花紫に観察する。

2026 . 07 . 26
デザインホテル

引手と釘隠を読む宿 5軒 — 真鍮・赤銅・四分一、客が指で触れる金物の作家性

京都・数寄屋普請の高級旅館5軒を、建具金物(引手・釘隠・飾鋲)の作家性という一点から読む。真鍮の経年、赤銅・四分一の色金、鍛金・鋳金・彫金の技法を観察した。

2026 . 07 . 26
高級旅館

八寸という一皿の編集 — 夏の前菜を盆に組むという、料理長の構図の設計 3軒

会席の八寸は、季節の小品を一枚の盆に並べる、料理長にとって構図を設計する場である。盛り付けを「並べる編集」として読み、京都・北陸の高級旅館3軒——柊家、べにや無何有、玄妙庵——をその作法から観察する。

2026 . 07 . 26
温泉建築

南紀白浜・勝浦から紀伊長島へ — 熊野灘に張り出す崖上の湯屋を持つ宿 5軒

南紀白浜・那智勝浦・太地から三重・紀伊長島まで、熊野灘を望む崖上・海際の露天を持つ温泉宿5軒。湯船の縁と水平線を詰める構造判断で選んだ、冬の海景色に向く一軒を地図付きで。

2026 . 07 . 26