最新の Picks
フォーシーズンズホテル京都 — 東山七条、平重盛ゆかりの名庭『積翠園』を抱く123室を一棟で読む
平重盛の別邸「小松殿」の園地と伝わる約1万㎡の池庭「積翠園」を敷地中央に残し、その外周へ123室を低く伏せた一軒。久米設計による鍵形の平面と、梁を消した天井高の判断を建築から読む。
LOG — 尾道・千光寺山の中腹、Studio Mumbai が1963年の集合住宅を6室に翻案した一棟を読む
1963年築の集合住宅「新道アパート」を、スタジオ・ムンバイがインド国外で初めて手掛けた建築として6室の宿に翻案。延床の大半を庭とカフェに割いた、尾道・千光寺山中腹の一棟を読む。
渋温泉 金具屋 — 信州・湯田中、昭和11年築の木造四階『斉月楼』と登録有形文化財の宿を一軒で読む
昭和11年竣工の木造四階建「斉月楼」と大広間が登録有形文化財。宝暦8年創業、客室29室、自家源泉4本と8つの浴場を階段で縦に繋ぐ渋温泉の一軒宿を、建築の断面から読む。
大分・九重連山、筋湯・宝泉寺・壁湯へ — やまなみの高原に潜む室数少なめの小宿 5軒
由布院でも黒川でもなく、九重連山の裾の筋湯・湯坪・宝泉寺・壁湯へ。300年自噴の洞窟湯から打たせ湯、移築古民家まで、客室数6〜10の小宿5軒を編集部が選ぶ。
二泊三日、秋山郷を継ぐ — 信越国境、結東から切明へ。渓の秘湯に潜む三軒を渡る初秋
信越国境の秋山郷を二泊三日で。新潟・結東の木造校舎の宿に一泊、長野・切明の秘湯に一泊し、小赤沢の赤い湯と屋敷の硫黄泉に寄る。編集部が選んだ三軒。
弁柄という色 — 備中吹屋と金沢の茶屋街、紅殻塗りの格子と土壁を残す宿 3軒
酸化鉄を主成分とする赤褐色の顔料・弁柄。防腐と美観を兼ねた実用の塗色が、格子と土壁にどう残されているか。産地である備中吹屋と、加賀の茶屋街に建つ宿 3 軒から読む。
函館・元町から西部地区へ — 港の坂道に並ぶ洋館街に挿す都市プレミアム宿 5軒
函館の西部地区、元町から末広町・豊川町・大手町までをひと続きの街区として歩く旅に合う宿 5軒。開港期の赤レンガ倉庫、明治42年の土蔵、1932年の銀行建築、2019年の高層——坂と港をどの高さで受け取るかで選ぶ、都市プレミアムの一泊。
肘折温泉、銅山川の谷に木造旅館が連なる湯治場 5軒 — 朝市の立つ小路を一棟の宿として読む
山形・大蔵村、カルデラの底に湧く肘折。銅山川沿い約300mの小路に建つ湯宿5軒を、共同源泉と朝市を共有する一棟の建築として読む。
秋保・作並、仙台奥座敷の渓に建つ高級旅館 5軒 — 名取川と広瀬川の谷を紅葉前に継ぐ
仙台の市街から車で三十分。名取川の秋保と広瀬川の作並、二つの谷に建つ高級旅館5軒を、渓に対する湯屋の配置という一点で読み比べる。紅葉前、水量の増した渓を湯から聞く一泊。
三養荘 — 伊豆長岡、村野藤吾が旧岩崎別邸の地に継いだ数寄屋を一棟で読む
1929年の岩崎久彌別邸を前身に、村野藤吾が最晩年に設計した新館を継ぐ伊豆長岡の一軒。3,000坪の池泉回遊式庭園と登録有形文化財の本館、平屋に階段を仕込んだ分棟の動線を、一棟の建築として読む。
エディション虎ノ門 — 東京ワールドゲート31〜36階、隈研吾と Ian Schrager が組む206室を一棟で読む
神谷町トラストタワー31〜36階、206室。隈研吾建築都市設計事務所と Ian Schrager の ISC Design Studio が共作した内装を、地上140mのロビーから客室・食・スパまで一棟分読み解く。
蔦温泉旅館 — 青森・十和田、大正7年築の木造本館と天井12mの『泉響の湯』を一軒で読む
源泉の真上に浴槽を据える「源泉湧き流し」。1918年築の木造本館が現役で残る南八甲田の一軒宿を、湯屋の断面と営業期間という制約から一棟で読む。