湯に入る前の数歩を、宿はどう設計しているか。脱衣所という前室に焦点を絞り、全国の文化財級の湯屋建築から五軒を選んだ。積善館、奥津荘、能登屋、鶴の湯、環翠楼——前室から建築を読む。
岡山県北、中国山地の谷筋に潜む五軒。湯原・奥津・足の三湯郷と、西粟倉村の林業由来の宿。室数 6〜10、隠れ宿として編集部が選んだ。