群馬・みなかみ町藤原、利根川源流の宝川沿いに建つ一軒宿・汪泉閣。約200畳の混浴大露天「子宝の湯」を核に、川の両岸へ四湯を分散させた分棟・橋渡り型の温泉建築を、一軒だけ深く読む。
湿度95%の木造湯屋が100年残るのは、屋根に載る越屋根と煙出しによる排湿構造ゆえ。湯けむりを機能として処理してきた栃木・群馬の文化財級湯宿3軒を読む。