屋久島の海岸線を周回する県道沿いに、室数を絞って静けさを保つ小宿が点在する。花崗岩の巨石、ウミガメが産卵する砂浜、月の三分の二が雨という気候条件——湿度と共に在ることを設計に織り込んだ 5 軒を、宮之浦から永田・栗生へと辿る。