郡上八幡の用水路、美濃和紙の里、長良川上流域の石徹白まで。奥美濃の水辺に沿って、客室十室以下の小宿を五軒選んだ。城下の料理旅館から、うだつの町家、谷あいの温泉宿まで。
厨房を持たない、夕食を出さない。室数10以下の小規模町宿で静かに広がる運営形態を、奈良・美濃・函館の三軒から観察する編集エッセイ。