木造の湯屋では湯気をどう逃がすかで建築の輪郭が決まる。屋根の棟に一段高く小屋根を載せる越屋根を持つ温泉旅館を、東北・信越の5軒に読む。国登録有形文化財級の木造湯屋建築を中心に、梅雨どきの結露期に建築を観察する。