香を焚くという設計 — 空薫・聞香・伽羅、宿が客の到着前に焚き染める一筋
客が部屋に通される前に焚き終える空薫。沈香・白檀・伽羅の選択と、畳・襖・通気がそれをどう保つか。香を主題に、京都の俵屋旅館・吉田山荘、金沢の浅田屋という三軒の高級旅館を読むエッセイ。
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VIEW ALL →岩風呂と檜風呂 — 浴槽素材を選び切る宿 5軒、湯と素材が交わる温度域の設計
御影石・檜・伊豆石・天然岩・陶器釉薬。浴槽素材を建築判断として読む5軒。湯温と肌が交わる温度域の設計を、強羅・修善寺・有馬・由布院・別府の老舗から。
祖谷・大歩危・剣山の麓 — 四国山地の谷底に潜む室数 10 以下の山宿 5 軒
徳島県西部の祖谷渓・大歩危・剣山の麓、四国山地中央の谷底に低く構える室数 10 以下の山宿を 5 軒。落合集落の茅葺き古民家からアレックス・カーの篪庵、客室露天の祖谷美人、大豊町の囲炉裏宿、かずら橋徒歩 4 分の小旅館まで。
広島・平和記念公園から袋町・幟町へ — 復興都市の現代建築に建つ都市プレミアム宿 5軒
丹下健三の平和記念公園を起点に戦後の都市計画が組まれた広島市中区。袋町・幟町・基町・八丁堀の街区に建つ都市プレミアム宿5軒を、平和記念都市という固有の文脈で編集部が編んだ。
ターンテーブルを置く都市プレミアム宿 5軒 — ラウンジに音楽の一室を設えるという滞在設計
都市の上質宿でラウンジの主題が「音」へと広がっている。アナログレコードのターンテーブルを建築・滞在設計に組み込む京都・東京・札幌・大阪の5軒を読む。
駅に直結する上質宿 5 軒 — ホームから客室までを、雨に濡れず垂直に上がる設計
東京・札幌・名古屋・京都・小倉。改札からエレベーターまで一度も地上に出ず、垂直に客室まで上がる5軒。建築の側から駅直結という条件を読む。
香を焚くという設計 — 客の到着前に薫りを置く高級旅館 5 軒
空薫・聞香・伽羅。客が暖簾をくぐる前に焚き染められる一筋の薫りを、建築と所作の延長として読み解く五軒。京都2・伊豆2・群馬1、いずれも自社サイトで予約が完結する名門。
湯舟の深さを読む — 立湯・寝湯・浅湯、浴槽の床高が身体に強いる姿勢 5軒
湯舟の深さは、宿が客の身体に強いる姿勢である。140cmの立湯、40cmの寝湯、60cmの浅湯。床高をどう設計したかで温泉文化は分かれる。立湯・寝湯・浅湯を浴場建築の主題に据えた5軒を、断面図的に読む。
京都・東山から左京、土壁の塗りを残す数寄屋宿 5軒 — 中塗り・上塗り・大津磨き
京都の東山から左京を歩く。土壁の左官工程(中塗り・上塗り・大津磨き)の意匠を残す数寄屋宿 5 軒を、編集部が地図動線とともに選定。
俵屋旅館 — 京都・麸屋町、三世紀続く町家旅館の中庭と数寄屋を、滞在動線から読む
宝永年間創業、十八室の数寄屋造。麸屋町通から客室・坪庭までの折れ曲がる動線と、歴代当主が積んだ意匠の層を、町家旅館の形式として読む。