地下に潜る都市宿 — 喧騒の下に湯と客室を沈めた一軒、HOTEL THE MITSUI KYOTO の断面を読む
二条城前、旧三井別邸地に建つ161室。地下1,000mから湧く湯を半地下のサーマルスプリングへ落とす——上ではなく下へ空間を沈めた都市プレミアム宿の断面設計を、アンドレ・フーの客室とともに読み解く。
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VIEW ALL →陰翳を残す宿 — 谷崎が惜しんだ薄暗がりを、現代の照明計画はどう設計し直すか
明るさを足し続けた近代照明への反動として、あえて照度を落とし陰翳を残す宿が現れている。谷崎『陰翳礼讃』の薄暗がりを現代の調光計画でどう設計し直すか、べにや無何有・あさば・俵屋旅館の三軒を例に論じる。
あさば — 修善寺、能舞台を池に浮かべる数寄屋宿の構造を読む
修善寺・あさば。約六百坪の池に能舞台「月桂殿」を浮かべ、十七室の数寄屋を水へ向けて開く。一軒を構造から読み解くdeep_dive。
水風呂と外気浴を建築として読む宿 5軒 — 温冷交代を、湯屋の動線に組み込むという設計判断
サウナから水風呂、外気浴へ。整うための往復を、設備ではなく湯屋の動線として設計した宿を5軒。隈研吾の数寄屋から文化財に挿入された茶室サウナまで、温冷交代を建築として読み解く。
南房総・館山から銚子へ — 太平洋に面した千葉外房の、室数10以下の隠れ宿 5軒
東京から特急で二時間圏の千葉外房。銚子の屏風ヶ浦から館山の見物海岸まで、室数十以下の隠れ宿を5軒。建築・温泉・美食で読む海岸線の弧。
夏の浴衣という制度 — 麻と綿、藍と白、宿が梅雨明けに揃える着替えの編集
梅雨明けに宿が浴衣を入れ替える、その編集判断を読む。俵屋旅館・扉温泉 明神館・由布院 玉の湯・料理旅館 金沢茶屋。麻と綿、藍と白の選択に宿の美意識があらわれる。
浴場から海へ抜ける視線 5軒 — 湯面と水平線を一直線に揃える、インフィニティの和風翻案
湯面と水平線を一直線に揃える宿を5軒。インフィニティ浴槽の発想を温泉建築へ翻案した、和歌山・沖縄・静岡・鳥取の海辺の宿を、縁の処理と視線の高さで読む。
坂茂のスイデンテラス — 庄内、水田に挿した木造の長い水平線を読む
坂茂が初めて手がけたホテル〈ショウナイホテル スイデンテラス〉。庄内平野の水田に低く伸びる木造の横長棟を、客室数・集成材の架構・棟の配置という数値と断面から読む。
カペラ京都 — 宮川町、建仁寺を正面に据えた隈研吾の「現代の町家」全89室
2026年3月開業、日本初進出のカペラ京都。隈研吾が「現代の町家」を再解釈した全89室の低層ラグジュアリーを、宮川町という座標と建築の側から読む。
八ヶ岳南麓、北杜・原村・茅野に点在する標高1000m帯の小宿 5軒 — 別荘文化を継ぐ室数12以下の宿
八ヶ岳南麓、北杜・原村・茅野に点在する室数12以下の小宿を、編集部が5軒だけ選んだ。北川原温の現代建築から築150年古民家、4室のフレンチオーベルジュ、宮沢賢治を読む山小屋、縄文文化圏の素泊まりの宿まで。