三重県
鮑を主役に据える宿 5軒 — 磯の一枚を、板場が蒸す・踊り焼く・肝で和える
相模灘から熊野灘まで、鮑を主役に据える磯の高級宿5軒。踊り焼き・踊り蒸し・鮑ステーキ——火の入れ方で変わる晩夏の一皿を、産地と漁法で読む。
南紀白浜・勝浦から紀伊長島へ — 熊野灘に張り出す崖上の湯屋を持つ宿 5軒
南紀白浜・那智勝浦・太地から三重・紀伊長島まで、熊野灘を望む崖上・海際の露天を持つ温泉宿5軒。湯船の縁と水平線を詰める構造判断で選んだ、冬の海景色に向く一軒を地図付きで。
杉板型枠のコンクリートを露しに使う宿 5軒 — 打放し面に木目を転写するという、素材の二重化
杉板を型枠に用い、脱型後も木目を残す打放し仕上げ。木の温もりという商業言語ではなく、コンクリートと木の「素材の二重化」という設計判断として、全国5軒の宿を読み解く。
膳を運ぶ歩数 — 厨房から客室までの距離を、料理の温度として設計する宿 3軒
出来たての椀が客の前に置かれるまでの数十歩を、宿はどう設計するか。厨房から客室までの距離を料理の温度として読む、離れと客室食の高級旅館3軒——谷川温泉・別邸 仙寿庵、修善寺・あさば、鳥羽・汀渚 ばさら邸。
深い軒の出で選ぶ宿 5軒 — 庇の長さが客室に落とす影と、外との中間温度を設計する
屋根の先端をどこまで前へ伸ばすか。深い軒の出が客室に落とす影と、内と外のあいだの半屋外を設計する。木造からRC造まで、庇を意匠の主語に据えた宿5軒を、軒先の納まりと採光から読む。
チェックインの時刻を客に委ねる宿 — 到着を縛らないという、隠れ宿のもてなしの設計
到着時刻をあらかじめ客に委ねる宿がある。約18万坪に客室三棟の天空の森と、原生林に七棟の離れが建つ御宿 The Earth。受付運用を滞在設計の一要素として、到着の自由と静けさの両立を評論的に読む。
船でしか辿り着けない宿 5軒 — 桟橋から始まる、室数10以下の水路の宿
渡し船や送迎艇で最後の数百メートルを水上に渡る、室数10以下の小宿を全国から5軒。小豆島・大津島・英虞湾・答志島・伊根——到達条件そのものを建築として読む。
船でしか辿り着けない宿 5軒 — 桟橋から始まる、室数10以下の水路の宿
陸路が途切れた先、渡し船・送迎艇・舟屋の桟橋から始まる宿を全国から五軒。大牧温泉、MOKU ISESHIMA、伊根の舟屋を、水際の建築条件として読み解く。
鳥羽・志摩、リアス海岸の入江に潜む室数10以下の宿 5軒
志摩半島のリアス海岸、深く切れ込んだ入江の奥に潜む室数10以下の宿を5軒。英虞湾・的矢湾・大王崎、入江ごとの隠れ方を地図上に読む。
鳥羽・志摩のリアス海岸に点在する、室数 10 以下の海辺の隠れ宿 5 軒
三重県鳥羽市・志摩市のリアス式海岸沿いに点在する、客室数 10 以下の小さな宿を 5 軒。離島の民宿から相差の割烹宿、英虞湾の水際まで、海と建築の距離で選んだ編集部の一覧。