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奈良県

デザインホテル

杉板型枠のコンクリートを露しに使う宿 5軒 — 打放し面に木目を転写するという、素材の二重化

杉板を型枠に用い、脱型後も木目を残す打放し仕上げ。木の温もりという商業言語ではなく、コンクリートと木の「素材の二重化」という設計判断として、全国5軒の宿を読み解く。

2026 . 07 . 19
デザインホテル

深い軒の出で選ぶ宿 5軒 — 庇の長さが客室に落とす影と、外との中間温度を設計する

屋根の先端をどこまで前へ伸ばすか。深い軒の出が客室に落とす影と、内と外のあいだの半屋外を設計する。木造からRC造まで、庇を意匠の主語に据えた宿5軒を、軒先の納まりと採光から読む。

2026 . 07 . 16
高級旅館

朝粥を出す宿 3軒 — 白粥・茶粥・鯛粥、宿が滞在の最後に据える一椀の設計

京都で白粥、奈良で茶粥、鞆の浦で鯛の出汁を用いる一椀。三軒の宿がそれぞれの土地の水と米に向き合い、火加減と時間で仕立てた朝の粥を、編集部が選んだ。

2026 . 07 . 08
高級旅館

酒蔵が営む高級旅館 5軒 — 仕込み水と蔵付きの酵母を、膳と湯に引き込む宿

造り酒屋が宿を構える例は数こそ少ないが存在する。仕込み水を湯と膳へ引き、蔵の梁を意匠に転じる。料理長と杜氏が同居する高級旅館5軒を、仕込み水の出どころと建築の素性から読む。

2026 . 06 . 29
デザインホテル

布で選ぶ宿——織元・染色家・テキスタイルデザイナーの仕事が入る5軒

客室のカーテン、ソファの張地、ベッドスローに、織元・染色家・テキスタイルデザイナーの仕事が明確に入る5軒。西陣織〈細尾〉、ミナ ペルホネン、柚木沙弥郎——素材と色が空間の温度をどう決めるかを読む。

2026 . 06 . 22
都市プレミアム

二泊三日、奈良から飛鳥・斑鳩へ — 古社寺の傍らで現代意匠の宿を渡る

奈良市の旧市街に二晩泊まり、昼は南へ下って斑鳩・飛鳥の千年木造を巡る。古社寺の隣で現代意匠の宿を渡る大人の二泊三日、編集部が選んだ3軒。

2026 . 06 . 16
デザインホテル

障子と簾 — 夏の宿で建具が入れ替わるという作法

京都の老舗旅館では梅雨明けに襖や障子が外され、簾戸(すど)と葦戸(よしど)に差し替えられる。年に二度、宿が姿を変えるという作法を、俵屋旅館・柊家・奈良の旅館 江泉を作中参照しながら、建築の側から読み直す短いエッセイ。

2026 . 06 . 14
隠れ宿

電波の届かない宿 — 圏外という条件を、選ばれる価値に変えるということ

繋がらないことを滞在の核に据える、紀伊半島・九州中央山地・南九州山地の谷あいの宿三軒。圏外という条件を、不便ではなく選ばれる価値へと反転させる運用を観察する。

2026 . 06 . 14
デザインホテル

床の間に何を置くか — 宿の主人が来客のたびに差し替える、床の間という編集装置

床の間は飾る場所ではない、差し替える場所である。当主が客のたびに掛軸を替え、籠花を変える宿は京都・奈良・金沢にわずかに残る。三軒の床の間を四季の例で読む。

2026 . 06 . 07
隠れ宿

二泊三日、奈良・吉野から天川・洞川へ — 大峯山麓の修験道と山宿を渡る

吉野山中千本の数寄屋宿、天川村洞川温泉の木造三階建て山宿。大峯山修験道の道行きを 2 泊 3 日で渡る、室数 10 前後の小宿 3 軒を編集部が選んだ。

2026 . 06 . 03