神奈川県
横浜、馬車道・関内から山手へ — 開港場のレンガと現代タワーを継ぐ都市プレミアム宿 5軒
横浜・馬車道/関内/みなとみらい/山下町の都市プレミアム宿5軒。1927年開業のホテルニューグランドから2025年開業のデザインホテルまで、開港場のクラシックと現代タワー——二つの高さを地図で選び分ける。
畳の縁を読む — 縁なし・龍鬢表・琉球畳、床の一枚に宿が下す仕上げの判断
縁を外すか、残すか。表に何を選ぶか。畳の縁と織りという最も日本的な床の判断から、箱根・翠松園、あたみ石亭別邸 桜岡茶寮、柊家の三軒を読み解くエッセイ。
文豪が原稿を書いた宿 3軒 — 逗留と創作のあいだに、部屋がどう関わったか
川端康成が定宿とした京都最古級の俵屋旅館、重要文化財の萬翠楼福住、『伊豆の踊子』執筆の間を残す湯本館。文人ゆかりを観光消費せず、書くための静けさを宿がどう設計したかを建築の視点で読む3軒。
旧邸宅・迎賓館を継ぐ都市プレミアム宿 5軒 — 近代和洋折衷の躯体に客室を挿す転用設計
山県有朋別邸を庭園に継ぐ椿山荘、渡辺仁1927年設計のホテルニューグランド、辰野金吾の駅舎ホテル——都市の中で旧躯体を客室化した5軒を編集部の視点で。
元湯 陣屋 — 神奈川・鶴巻温泉、松岡家が継ぐ数寄屋普請と一万坪の庭園を建築として読む
大正七年、三井「平塚園」に始まる神奈川・鶴巻温泉の元湯陣屋。松岡家が継ぐ16室の数寄屋、約一万坪の日本庭園、二種の源泉、そして経営再構築までを一軒で読む。
深い軒の出で選ぶ宿 5軒 — 庇の長さが客室に落とす影と、外との中間温度を設計する
屋根の先端をどこまで前へ伸ばすか。深い軒の出が客室に落とす影と、内と外のあいだの半屋外を設計する。木造からRC造まで、庇を意匠の主語に据えた宿5軒を、軒先の納まりと採光から読む。
格天井と棹縁天井で選ぶ宿 5軒 — 客室の上方に組まれる、もうひとつの設計面
床と壁の意匠は語られやすいが、客室の天井そのものを設計判断として読む宿は少ない。格天井・棹縁天井・船底天井——著名建築家や数寄屋大工が手を入れた現代の宿5軒を、天井伏図の側から読む。
客室を増やさない宿 ― 数寄屋と離れ、文化財建築まで Wabistay 編集部が選ぶ 5 軒
1625年創業の重要文化財旅館から、半径1キロに何もない岬の十室、由布院の離れ十棟まで。土地と建築の固有性に資本を寄せた小規模宿 5 軒を、Wabistay 編集部が編む。
強羅環翠楼 — 大正期の数寄屋と日本庭園を継ぐ、箱根の文人宿の建築を読む
旧岩崎家別荘の木造躯体を継ぐ強羅環翠楼。大正の数寄屋、約5000坪の池泉回遊式庭園、自家源泉を、その築年・室数・庭の構成という具体から建築として読む。
床を宙に浮かせる宿 5軒 — 片持ち構造で支えるバルコニーと客室の、構造の見せ方
斜面や水辺に建つ宿で、床や客室を柱に頼らず前へ突き出す——片持ち(カンチレバー)構造を意匠として読む5軒。海峯楼・坐忘林・ベネッセハウス・強羅花壇・ガーデンテラス長崎を、構造の見せ方という観点で編集した。