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鹿児島県

温泉建築

砂を被るという浴法 — 砂蒸し・砂湯の建築を持つ宿 5軒、湯気と砂の重さを設計する

地熱で温めた砂を身体に被せる砂蒸し・砂湯を、館内あるいは至近に持つ宿として指宿と別府から5軒を選定。敷地に砂むし場を持つ指宿白水館、館内に砂むしを備える指宿海上ホテルなど、砂と建築の関係を読む。

2026 . 07 . 17
隠れ宿

チェックインの時刻を客に委ねる宿 — 到着を縛らないという、隠れ宿のもてなしの設計

到着時刻をあらかじめ客に委ねる宿がある。約18万坪に客室三棟の天空の森と、原生林に七棟の離れが建つ御宿 The Earth。受付運用を滞在設計の一要素として、到着の自由と静けさの両立を評論的に読む。

2026 . 07 . 16
温泉建築

洞窟の湯を持つ宿 3軒 — 岩盤を穿ち、地中に浴室を掘るという温泉建築の別解

温泉建築の多くは地上に湯屋を建てる。だが、地中へ掘り下げるという別解を選んだ宿が、日本にはわずかに残っている。紀州・霧島・湯布院近郊の3軒。

2026 . 07 . 14
都市プレミアム

鹿児島・天文館から城山・甲突川へ — 桜島を背に負う南国城下の都市プレミアム宿 5軒

錦江湾越しに噴煙を上げる桜島と、城山の照葉樹林、甲突川の流れに挟まれた鹿児島市街。客室や高層階のラウンジを桜島へ正対させる都市プレミアム宿 5 軒を、地図とともに読む。

2026 . 06 . 29
隠れ宿

屋久島、宮之浦から永田・栗生へ — 照葉樹林と花崗岩の島に潜む室数10以下の小宿 5軒

宮之浦・永田・栗生・湯泊・平内へと島を周回する道沿いに点在する、室数10以下の小宿を編集部が地図で読みなおした五軒。雨と湿度を排除すべき敵としてではなく、滞在の主題として受け入れる宿の現在地を観察する。

2026 . 06 . 29
温泉建築

湯小屋を別棟に独立させる宿 5軒 — 母屋から離して湯屋を建てるという、温泉建築の分棟思想

浴場を母屋から切り離し、別棟として独立させる——分棟という発想で温泉建築を読む5軒。妙見石原荘、別邸 仙寿庵、山荘 竹ふえ、旅館 大村屋、大丸あすなろ荘。母屋との距離と接続部の設計から湯小屋の思想を読み解く。

2026 . 06 . 26
温泉建築

湯舟の深さを読む — 立湯・寝湯・浅湯、浴槽の床高が身体に強いる姿勢 5軒

湯舟の深さは、宿が客の身体に強いる姿勢である。140cmの立湯、40cmの寝湯、60cmの浅湯。床高をどう設計したかで温泉文化は分かれる。立湯・寝湯・浅湯を浴場建築の主題に据えた5軒を、断面図的に読む。

2026 . 06 . 23
luxury-ryokan

出汁を引く宿 5軒 — 昆布・鰹・あごの一番出汁を、椀の手前で設計するという料理長の判断

本枯節か、利尻昆布か、九州のあごか。椀の手前で出汁を設計する料理長の判断を、全国の料理旅館5軒から読む。

2026 . 06 . 21
隠れ宿

電波の届かない宿 — 圏外という条件を、選ばれる価値に変えるということ

繋がらないことを滞在の核に据える、紀伊半島・九州中央山地・南九州山地の谷あいの宿三軒。圏外という条件を、不便ではなく選ばれる価値へと反転させる運用を観察する。

2026 . 06 . 14
luxury-ryokan

朝食の様式 — 一の膳の朝粥、洋皿のフルーツ、汁物だけの椀、宿が朝に編集するもの

高級旅館の朝食は、夕食の余韻をどう畳むかという編集である。洋皿の果物を先付けする明神館、本式を朝まで通すあさば、朝粥と汁物で引き算する妙見石原荘 — 三軒の朝の膳から、宿が朝に編集するものを読む。

2026 . 06 . 12