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群馬県

温泉建築

木造多層の湯宿を一軒 — 積善館・四万温泉、階段と渡りが繋ぐ垂直の浴場動線を断面で読む

斜面に木造三層を積む四万温泉・積善館を単館で読む。元禄四年(1691)建築の本館は群馬県重要文化財。元禄の湯から山荘・佳松亭へ、階段と渡りとトンネルが浴場を垂直に繋ぐ動線を、秋口の谷を背景に断面から辿る。

2026 . 07 . 20
高級旅館

膳を運ぶ歩数 — 厨房から客室までの距離を、料理の温度として設計する宿 3軒

出来たての椀が客の前に置かれるまでの数十歩を、宿はどう設計するか。厨房から客室までの距離を料理の温度として読む、離れと客室食の高級旅館3軒——谷川温泉・別邸 仙寿庵、修善寺・あさば、鳥羽・汀渚 ばさら邸。

2026 . 07 . 18
デザインホテル

深い軒の出で選ぶ宿 5軒 — 庇の長さが客室に落とす影と、外との中間温度を設計する

屋根の先端をどこまで前へ伸ばすか。深い軒の出が客室に落とす影と、内と外のあいだの半屋外を設計する。木造からRC造まで、庇を意匠の主語に据えた宿5軒を、軒先の納まりと採光から読む。

2026 . 07 . 16
温泉建築

飲泉場を構える宿 — 口に含むために設けられた湯口の小建築 3軒

湯に浸かるためではなく口に含むために設えられた「飲泉場」。長湯・四万・蔵王 峩々の三軒に、飲むための湯口の建築を読む。

2026 . 07 . 15
温泉建築

四万温泉 積善館 — 元禄4年築、日本最古の湯宿建築と『元禄の湯』アーチ窓浴場を一軒で読む

元禄4年(1691年)築の本館、昭和5年築の五連アーチ窓浴場『元禄の湯』、国登録有形文化財4棟。群馬・四万温泉 積善館を温泉建築の視点で読み解く単独深掘り。

2026 . 07 . 14
温泉建築

結界を引く湯屋 — のれん・水引・縄・板戸、男女湯の境界を建築の言語でどう設計するか 3軒

男湯と女湯を隔てる境界に、宿はそれぞれ異なる素材を選ぶ。紺のれん、麻の水引、細い縄、板戸。湯屋の入口の数十センチを、群馬・兵庫・島根の三軒に読み取る。

2026 . 07 . 13
温泉建築

宝川温泉 汪泉閣 — 群馬・水上、利根川源流の200畳級露天「子宝の湯」を一軒で読む

群馬・みなかみ町藤原、利根川源流の宝川沿いに建つ一軒宿・汪泉閣。約200畳の混浴大露天「子宝の湯」を核に、川の両岸へ四湯を分散させた分棟・橋渡り型の温泉建築を、一軒だけ深く読む。

2026 . 07 . 06
温泉建築

湯小屋の屋根を茅で葺く宿 — 越屋根・銅板・檜皮ではなく、最も古い屋根材を選び続けるという判断

茅葺き湯小屋を維持する3軒の宿を、エッセイで読む。福島・高湯の旅館 玉子湯、群馬・川場の悠湯里庵、大分・別府明礬の岡本屋。葺き替え20年周期、職人不足の時代に「最も古い屋根材」を選び続ける経営判断について。

2026 . 07 . 01
温泉建築

脱衣所という前室 — 湯に入る前の数歩を、宿はどう設計しているか 5軒

浴室の手前にある脱衣所=前室に着目し、文化財級の湯屋を持つ温泉旅館5軒を編集部が選んだ。積善館・法師・能登屋・黒湯・柏屋。

2026 . 06 . 28
デザインホテル

雁行という配置 — 客室を斜めにずらして連ねる、眺めと隣戸を同時に解く平面 3軒

客室を一直線でなく斜めにずらす「雁行」の平面。全室の眺望と隣戸の視線を一手で解く語彙を、別邸仙寿庵・ベラビスタ尾道・箱根強羅佳ら久の三軒に読む。

2026 . 06 . 28