東京都
灯りを落とす時刻を決める宿 — 消灯という運用が、隠れ宿の夜をどう設計するか
宿が能動的に暗さを作る、という運用がある。共用照明を定刻で落とす、屋外の常夜灯を最初から置かない、外光を遮る建具を昼から閉じる。設備ではなく、判断としての「暗さ」だ。夜空を見せるため、静けさを守るため、あるいは他の客の眠りを損なわないた…
白を選び切るということ — 漆喰・石灰・チタンホワイト、宿が無彩色に振る設計判断
漆喰、石灰、チタンホワイト。色を足すのではなく引く判断として白を選び切った三軒——Azumi Setoda、LOG、hotel Siro を、壁面の素材から読むエッセイ。
茶室を擁する都市プレミアム宿 5軒 — 高層の客室帯に、四畳半の静寂を挿すという設計判断
虎ノ門の聴松庵、二条城前のSHIKI-NO-MA、堂島のGENSUI玄水フロア——都市プレミアムの高層タワーに、茶事が営まれる四畳半の静寂をどう挿すか。5軒の設計判断を編集部が読む。
伊豆諸島、三宅島から御蔵島・八丈島へ — 黒潮の外洋に浮かぶ室数10以下の島宿 5軒
竹芝から黒潮を渡る伊豆諸島。三宅島の火山地形、御蔵島の原生林、八丈島の玄武岩の集落へ、室数10以下の小宿5軒を島の並びで継ぐ。就航率に旅程を委ねる外洋の宿。
茶室を擁する都市プレミアム宿 5軒 — 高層の客室帯に、四畳半の静寂を挿すという設計判断
都市のプレミアムホテルが客室帯に挿す、四畳半の静寂。帝国ホテル 東京「東光庵」など、館内に本格茶室・数寄屋を擁する東京・京都・大阪の5軒を、垂直動線に露地を翻案する設計判断として読む。
東京駅八重洲・日本橋から京橋・銀座一丁目へ — 再開発タワー低層に挿入される都市プレミアム宿 5軒
八重洲・日本橋・京橋・銀座一丁目の徒歩2km圏に集中する、再開発タワー低層挿入型の都市プレミアム宿5軒。ブルガリ、東京エディション銀座、キャプション by Hyatt 兜町、ダイワロイネット京橋 PREMIER、八重の翠を街路レベルの設計から比較する。
地下に潜る都市宿 — HOTEL K5 兜町、喧騒の下に沈めた垂直の設計
1923年築の旧・第一銀行別館を保存改装した20室のブティックホテル、HOTEL K5。上に伸びる都市プレミアムの常識を反転させ、地下階に藍のバーを沈めた垂直の設計を、断面計画と採光の視点から読み解く。
パーク ハイアット 東京 — 2027再開業を前に、丹下健三事務所設計47〜52階の空中ロビーを最終盤に読む
丹下健三事務所設計・高さ235mの新宿パークタワー上層に挿入されたパーク ハイアット 東京。41階のロビー、42階以上の客室、52階の食堂という垂直三層を、2025年12月の再開業直後に一棟で読み直す。
ウォルドーフ・アストリア東京日本橋 — 高層39〜47階に挿す197室、垂直の都市ラグジュアリーを開業前に読む
日本橋の再開発タワー39〜47階に垂直に積まれる全197室。ヒルトン最上級ブランド日本初進出を、公表設計情報だけを頼りに開業前の建築レビューとして読む。
ジャヌ東京 — 麻布台ヒルズ、ヤブ・プシェルベルスキーが東京に置いた208室を一棟で読む
麻布台ヒルズに挿入されたアマンの姉妹ブランド第一号機、ジャヌ東京。Denniston(ジャン=ミシェル・ガティ)による122室、4,000平米超のウェルネス、館内ダイニング8軒を一棟記事として読む。