最新の Picks
渡り廊下で結ぶ離れ 5軒 — 母屋と客室を隔てる、屋根のある数十歩の設計
母屋と離れを結ぶ屋根のある数十歩の通路を、設計として読む。雨に濡れずに食事処へ向かう屋根、足元の行灯、庭への開口。全国から渡り廊下そのものが見どころになる離れの宿を5軒選んだ。
鳥羽・志摩、リアス海岸の入江に潜む室数10以下の宿 5軒
志摩半島のリアス海岸、深く切れ込んだ入江の奥に潜む室数10以下の宿を5軒。英虞湾・的矢湾・大王崎、入江ごとの隠れ方を地図上に読む。
書架を持つ宿 — ロビーに本棚を据えるという、滞在時間への設計判断
本を読みに泊まる。書架を滞在の時間を編集する装置として持つ三軒を、都市・温泉地・文化財改修という立地から建築の側に立って観察した。
蒲郡・西浦・吉良 — 三河湾沿いの近代洋館と現代建築の宿 5軒
三河湾の海岸線に沿って、近代洋館と現代建築の宿を5軒。1934年築の蒲郡クラシックホテルから、旧料亭を再生したTHE COVE、海へ開く西浦・銀波荘、三ヶ根山頂のモダニズム、渥美半島の低層リゾートまで、開口部の設計思想で読み解く。
電波の届かない宿 — 圏外という条件を、選ばれる価値に変えるということ
繋がらないことを滞在の核に据える、紀伊半島・九州中央山地・南九州山地の谷あいの宿三軒。圏外という条件を、不便ではなく選ばれる価値へと反転させる運用を観察する。
土間という設計領域 — 三和土・洗い出し・モルタル金鏝、宿の入口で足裏が触れる地表 5軒
数寄屋から町家翻案、デザインホテルまで。入口の土間—三和土・洗い出し・モルタル金鏝・漆喰—の設計が読める五軒を、京都・金沢・直島・倉敷・鎌倉から横断で選んだ。
海に正対する窓 — 開口部が水平線をどう切り取るか、海辺の宿の設計判断
海に正対する窓は、水平線という一本の線をどう額装するか。横長スリット・コーナー全面ガラス・低く抑えた腰高——瀬戸内と伊豆の三軒で、海辺の宿の設計判断を読む。
露地と蹲踞 — 茶室にいたる前庭の素材構成から読む数寄屋旅館 5軒
京都・金沢・松江・萩・宇治の数寄屋系旅館5軒を、茶室にいたる露地と蹲踞の素材構成から読む。飛石・役石・燈籠の据え方、露地が滞在動線にどう組み込まれているかを編集部が選定。
打放しコンクリートを纏う宿 — 瀬戸内で型枠の痕とPコン跡を意匠として読む 5軒
安藤忠雄・坂茂・堀部安嗣・スタジオ・ムンバイ。瀬戸内沿岸で打放しコンクリートを意匠として読む5軒を、型枠の痕とPコン跡から建築の側に立って観察する。
女性建築家の手による宿 5軒 — 永山祐子・吉田愛らの設計言語を客室で読む
永山祐子、吉田愛——女性建築家・女性主宰事務所が関与したデザイン宿5軒を、設計言語の固有性から読む。木屋旅館からBELLUSTAR TOKYOまで。
湯あがりの一室 5軒 — 涼み処・休憩室という、浴場と客室のあいだの第三空間
湯から上がった身体が外気と再会する数十秒。浴室と客室のあいだの「涼み処」という第三空間を、全国の温泉建築5軒から読む。築年と室数で観察する湯あがりの設計。
神戸・旧居留地から北野まで 5軒 — 異人館街と近代洋館街区の都市プレミアム宿
神戸・旧居留地から北野異人館街までを徒歩で結ぶ街区に建つ、近代洋館の意匠を継ぐ都市プレミアム宿5軒。開港期の煉瓦と石、トアロードの坂、異人館という三つの近代の層を、宿の立地と設計から読む。