最新の Picks
あさば — 修善寺、能舞台を池に浮かべる数寄屋宿の構造を読む
修善寺・あさば。約六百坪の池に能舞台「月桂殿」を浮かべ、十七室の数寄屋を水へ向けて開く。一軒を構造から読み解くdeep_dive。
水風呂と外気浴を建築として読む宿 5軒 — 温冷交代を、湯屋の動線に組み込むという設計判断
サウナから水風呂、外気浴へ。整うための往復を、設備ではなく湯屋の動線として設計した宿を5軒。隈研吾の数寄屋から文化財に挿入された茶室サウナまで、温冷交代を建築として読み解く。
南房総・館山から銚子へ — 太平洋に面した千葉外房の、室数10以下の隠れ宿 5軒
東京から特急で二時間圏の千葉外房。銚子の屏風ヶ浦から館山の見物海岸まで、室数十以下の隠れ宿を5軒。建築・温泉・美食で読む海岸線の弧。
夏の浴衣という制度 — 麻と綿、藍と白、宿が梅雨明けに揃える着替えの編集
梅雨明けに宿が浴衣を入れ替える、その編集判断を読む。俵屋旅館・扉温泉 明神館・由布院 玉の湯・料理旅館 金沢茶屋。麻と綿、藍と白の選択に宿の美意識があらわれる。
浴場から海へ抜ける視線 5軒 — 湯面と水平線を一直線に揃える、インフィニティの和風翻案
湯面と水平線を一直線に揃える宿を5軒。インフィニティ浴槽の発想を温泉建築へ翻案した、和歌山・沖縄・静岡・鳥取の海辺の宿を、縁の処理と視線の高さで読む。
坂茂のスイデンテラス — 庄内、水田に挿した木造の長い水平線を読む
坂茂が初めて手がけたホテル〈ショウナイホテル スイデンテラス〉。庄内平野の水田に低く伸びる木造の横長棟を、客室数・集成材の架構・棟の配置という数値と断面から読む。
カペラ京都 — 宮川町、建仁寺を正面に据えた隈研吾の「現代の町家」全89室
2026年3月開業、日本初進出のカペラ京都。隈研吾が「現代の町家」を再解釈した全89室の低層ラグジュアリーを、宮川町という座標と建築の側から読む。
八ヶ岳南麓、北杜・原村・茅野に点在する標高1000m帯の小宿 5軒 — 別荘文化を継ぐ室数12以下の宿
八ヶ岳南麓、北杜・原村・茅野に点在する室数12以下の小宿を、編集部が5軒だけ選んだ。北川原温の現代建築から築150年古民家、4室のフレンチオーベルジュ、宮沢賢治を読む山小屋、縄文文化圏の素泊まりの宿まで。
南阿蘇から小国・南小国まで — カルデラ縁の高原に建つ高級旅館 5軒
外輪山の縁、標高500-700mに点在する高級旅館5軒。湧水と粘板岩、夏でも夜は薄手の半纏が要る高原の気候を建築側から読み解く編集部のセレクション。
中村好文設計の宿 5軒 — 家具と建築のあいだに置かれた、住宅作家の宿仕事
住宅作家・中村好文の宿仕事を 5 軒。京都の京町家 2 軒、千葉房総の蔵、五島の廃校、大阪のビジネスホテル客室。住宅の語彙で組み立てられた宿の系譜を、家具と建築のあいだから読む。
二泊三日、仙台から松島・平泉へ — 杜の都の現代建築と藤原文化の宿を渡る
仙台ウェスティン → 松島一の坊 → 厳美渓いつくし園。都市プレミアムから海辺リトリート、平泉浄土庭園文化の発着点まで、東北回廊の宿を三軒で繋ぐ二泊三日。
湯宿温泉・大滝乃湯前の木造三階 — 群馬北毛、利根川源流域の老舗湯宿を断面で読む
群馬県みなかみ町湯宿温泉、大滝乃湯前の木造三階建て・明治元年創業の老舗旅館「ゆじゅく金田屋」を、軸組・湯屋・客室階の三層で読む単稿。9室、自然湧出の源泉掛け流し、若山牧水ゆかりの間。