最新の Picks
1 Hotel Tokyo — 赤坂、2026年3月開業のバイオフィリック・ラグジュアリー、地続きの植栽計画を読む
2026年3月、米国SHグループの「1 Hotels」が赤坂に日本初進出。CRÈME設計、森トラスト開発、CASBEE Sの211室。共用部から客室テラス・屋上庭園まで続く垂直方向の植栽計画と、大谷石・再生木材・京都竹・回収パレットによる素材論を建築的に読む。
雪見障子と無双窓 — 浴場の開口部を、季節で開閉する装置として読む 5軒
雪見障子で雪を額装し、無双窓で夏の風を引く — 浴場の開口部を、季節で開閉する装置として読む五軒。長野・別所、渋温泉、銀山、野沢、岩手・大沢温泉から、登録有形文化財の旅館と築二百年級の湯治宿まで。
浴槽の縁 — 淵石・縁框・縁瓦、湯と外気を分かつ一線の素材論 5軒
湯と外気を分かつのは、浴槽の縁である。檜の一枚板、十和田石の框、御影石の角、文化財に指定された丸風呂のタイル縁——素材が変われば湯の格が変わる。湯屋建築の現存する宿5軒で、縁の素材論を検証する。
渓谷を聞く宿 — 那珂川・吉野川・球磨川沿いに建つ湯宿で、水音はどう設計されているか
栃木の那珂川水系、徳島の吉野川・祖谷渓、熊本の球磨川。三つの渓流沿いに建つ湯宿は、水音という非視覚的な体験を建築でどう扱ってきたか。崖の上の小宿、登録有形文化財の町宿、硫黄山麓の秘湯——三軒の系譜を観察する。
国宝寺社の隣で泊まる — 仁和寺・延暦寺・東大寺・興福寺・東寺の至近に佇む高級宿 5 軒
世界遺産・国宝寺社の境内またはすぐ隣に佇む高級宿 5 軒を、寺社との動線・建築・運営思想の観点で並べた Top 5。仁和寺御室会館・延暦寺会館・ふふ奈良・奈良ホテル・デュシタニ京都を編集部が選定。
那須高原から塩原・板室へ — 栃木の山あいに点在する、室数 10 以下の隠れ宿 5軒
那須湯本の硫黄泉、上塩原の渓流沿いの離れ、板室の湯治場。栃木の山あいに点在する室数 10 以下の隠れ宿を、地理順に 5 軒。
露地と蹲踞 — 茶室にいたる前庭の素材構成から読む数寄屋旅館 5軒
茶室にいたる前庭、すなわち「露地」を、滞在動線として組み込んできた宿がある。本稿では京都・金沢・加賀・松江の数寄屋系旅館 5 軒を、茶室そのものではなく、そこへ至る飛石・蹲踞・燈籠・露地門の配置から読む。梅雨入り前、青楓の濡れた緑が露地の石を引き立てる 5 月下旬から 6 月上旬の取材時期に合わせ、編集部が選んだ五軒である。 本記事の要点 テーマ: 京都・金沢・加賀・松江の数寄屋系旅館 5 軒、露地と蹲踞の意匠で選定 価格帯: 1 泊 2 名で ¥29,000〜¥262,000(宿により大きく分かれる) 最高スコア: Media Picks Score 95 は俵屋旅館(京都・麸屋町) 最も差別化された一軒: べにや無何有(加賀・山代)—…
積善館本館 — 四万温泉、元禄四年創建の湯宿建築を読む
群馬・四万温泉の積善館本館。元禄四年(1691年)の現存最古級の湯宿建築、昭和五年の元禄の湯、そして三世代の建物が連続する稀有な構成を、湯屋建築の文脈に戻して読み解く。
ふふ 城ヶ島 海風のしらべ — 三浦半島先端、相模湾を切り取る新規開業宿の建築を読む
2026 年 2 月 27 日開業、ふふ ブランド初の海を望むリゾート。三浦半島先端の城ヶ島、相模湾に向けて崖上に立つ全 34 室・全室温泉のオールスイート。海風・塩害という設計条件を引き受けた建築を、首都圏 90 分のリトリート地という文脈で読み解く。
玉造・松江・出雲 — 山陰の宍道湖畔と神々の地で泊まる湯宿建築 5 軒
玉造温泉・松江しんじ湖温泉・湯の川温泉・出雲大社門前。創業130年超または築60年超の湯宿建築を、汽水と神話という土地条件で読み解く 5 軒。
床の間に何を置くか — 宿の主人が来客のたびに差し替える、床の間という編集装置
床の間は本来、季節と客に応じて掛軸・花・置物を差し替える編集装置である。当主が今も毎週床を編集する宿、京都・奈良・金沢の三軒を訪ねる短いエッセイ。
紫陽花の咲く庭を持つ高級旅館 5軒 — 梅雨という滞在を、植栽計画から読む
鎌倉・伊豆・吉野・松江・会津の高級旅館5軒。紫陽花の咲く庭園と植栽計画を読み解き、梅雨という滞在の質を問い直す。