最新の Picks
下田・河津から南伊豆へ — 太平洋に面した、室数10以下の海辺の隠れ宿 5軒
下田・河津・南伊豆の海岸線に建つ、室数4〜8の海辺の小宿5軒。崖の上、丘の斜面、波打ち際——海との距離の取り方で性格が分かれる。地図とともに北から南へ。
膳組という時間 — 一汁三菜・二汁五菜・本膳という料理の構造を、宿はどう客室に運ぶか
一汁三菜・二汁五菜・本膳——膳の構造そのものが、廊下の幅と客室の床面積を決めている。客室で食事を供し続ける高級旅館四軒を、建築の側から読む。
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浴室の天井素材 — 網代・木舞・銅板・漆喰、湯気と対話する屋根裏 5軒
浴室の天井は、湯屋建築のなかで最も働き続ける部位の一つ。網代・木舞下地の漆喰・銅板・檜格天井・左官の鏝引きで湯気と対話する屋根裏を持つ、5軒を編集部が選びました。
炭と火鉢 — 夏でも火を絶やさない宿の、火の所作を読む
空調が標準化された現代の旅館でも、夏に火を絶やさない宿がある。茶事の炭点前、料理の炙り、香炉的に残す炉。間人・河津・洛北・天橋立・室津 — 五軒の宿の火の所作を、備長炭・池田炭・佐倉炭の固有名詞とともに読む。
簾戸と御簾 — 夏支度を施す高級旅館 5軒、建具入替の作法を建築から読む
京都・有馬・城崎・修善寺の数寄屋普請 5 軒で、夏支度の建具入替を建築から読む。襖→簾戸、障子→葦戸、御簾の差し入れ。職人契約・保管庫・入替時期の違いを編集部が並べた。
秋田・乳頭温泉郷から角館へ — 茅葺と武家屋敷のあいだに息づく、室数 10 以下の山宿 5 軒
残雪と新緑が交わる五月下旬から六月の秋田・仙北市。乳頭温泉郷の曲り屋から田沢湖、抱返り渓谷を経て角館武家屋敷町まで、室数 10 以下で建築の文脈を保つ山宿五軒を編集部が並べた。
杮葺と栩葺 — 板葺き屋根を残す、もしくは現代的に翻案した宿 5 軒
瓦より短命の板葺き屋根を継ぐ宿は、今どれほど残っているか。京都の数寄屋老舗三軒、村野藤吾が戦後に翻案した佳水園、松本の渓谷で板葺き軒を現代に解釈した一軒。屋根論として読むべき宿、五軒。
二泊三日、福岡から太宰府・宗像へ — 九州北の現代建築と古社の宿を渡る
福岡を起点に、太宰府の門前町と宗像の古社圏を二泊三日で渡る。リッツ・カールトン福岡、ホテルカルティア太宰府、御宿はなわらびを軸に6軒を選定。隈研吾と内藤廣の建築を通り抜け、世界遺産・沖ノ島の信仰圏へと至る現代建築と古層の旅。
床下から立ち上がる湯 — 足元湧出という温泉の希少さを、建築の側から読む
浴槽の底から湯がじかに立ち上がる「足元湧出」は、源泉の上に湯屋を載せるという土地と建物の関係を逆転させる決断から始まる。法師温泉長寿館・名泉鍵湯 奥津荘・鉛温泉 藤三旅館の3軒を、湯屋建築の希少形式として読み解くエッセイ。
蒲郡・西浦・吉良 — 三河湾沿いの近代洋館と現代建築の宿 5 軒
三河湾沿いの蒲郡・西浦・吉良・田原から、1936年建造の登録有形文化財旅館・大正14年創業の海味料理旅館・西浦の湯屋建築・住宅展示型コテージ・伊良湖岬のオーベルジュまで、建築の言語で並べた5軒。
AZUMA FARM KOIWAI — エイドリアン・ゼッカの「土に立ち返る農場ステイ」、小岩井の 2026 を読む
アマン創業者エイドリアン・ゼッカ率いる Azumi Japan が JR 東日本と組み、2026 年 4 月に小岩井農場敷地内へ開業した AZUMA FARM Koiwai。約 3,000 ha のうち 8 ha を切り取り、24 棟の独立宿泊棟を散在させた農場ステイ型リゾートを、建築計画として読み解く。