隠れ宿
五島・屋久島・隠岐 — 離島の一棟貸しという宿の形式 5軒
本土から船または小型機を要する三つの離島群から、一棟貸し・一日一組という最小単位の宿を5軒。教会沿岸、屋久杉の森、隠岐の海食崖が、宿の素材と開口部にどう滲むかを観察する。
那須高原から塩原・板室へ — 栃木の山あいに点在する、室数 10 以下の隠れ宿 5軒
那須湯本の硫黄泉、上塩原の渓流沿いの離れ、板室の湯治場。栃木の山あいに点在する室数 10 以下の隠れ宿を、地理順に 5 軒。
ふふ 城ヶ島 海風のしらべ — 三浦半島先端、相模湾を切り取る新規開業宿の建築を読む
2026 年 2 月 27 日開業、ふふ ブランド初の海を望むリゾート。三浦半島先端の城ヶ島、相模湾に向けて崖上に立つ全 34 室・全室温泉のオールスイート。海風・塩害という設計条件を引き受けた建築を、首都圏 90 分のリトリート地という文脈で読み解く。
九州山地の懐、人吉・球磨から五木へ — 室数 8 以下の山里の宿
球磨川の最上流、人吉から五木へと続く九州山地の谷に点在する、室数八以下の小さな宿六軒を地図とともに並べる。新緑の球磨川を季節の軸に、ヴィラから老舗温泉旅館までを編集部が選んだ。
鳥羽・志摩のリアス海岸に点在する、室数 10 以下の海辺の隠れ宿 5 軒
三重県鳥羽市・志摩市のリアス式海岸沿いに点在する、客室数 10 以下の小さな宿を 5 軒。離島の民宿から相差の割烹宿、英虞湾の水際まで、海と建築の距離で選んだ編集部の一覧。
京丹後・宮津の海沿いに点在する、室数 8 以下の隠れ宿 5 軒 — 丹後半島の北側へ
京都府の北端、丹後半島の日本海側に、室数 8 以下の小さな宿が点在する。京丹後の砂浜沿い、宮津の天橋立北側、伊根の舟屋集落——冬の蟹シーズンを起点に、編集部が選んだ 5 軒を北上ルートで並べる。
書院造と数寄屋造 — 客室の様式差を、長押の有無で読むということ
客室に通された瞬間、何を見れば書院と数寄屋を読み分けられるのか。長押の有無、面皮柱、床框の素材。京都・松本の三軒を補助線にしながら、様式差を建具と仕上げで読むための短い手引きを置く。
「夕食を出さない」という選択 — 食事提供をやめた隠れ宿が問いかけるもの
厨房を持たない、夕食を出さない。室数10以下の小規模町宿で静かに広がる運営形態を、奈良・美濃・函館の三軒から観察する編集エッセイ。
「訪れにくさ」という価値 — 鉄道駅から 90 分の宿を選ぶということ
鉄道駅から車で 60 分以上を要する宿が、なぜ 30–50 代の上質層に選ばれるのか。乗鞍高原 ベルグハウス、海のしょうげつ、アルカナ イズの 3 軒を社会学的観察の語彙で読み解く論考。
宿坊という形式の現在 — 高野山・永平寺・出羽三山に泊まる 5 軒
宿坊が観光と修行のあいだに置かれている現在。高野山・永平寺・出羽三山という3つの山岳信仰の中心地から、形式の継承度と建築・運営を観察対象に、編集部が選んだ5軒。