京都府
名栗仕上げの柱と梁 — 手斧で削り出す凹凸を、現代の客室にどう残すか 3軒
釿で削った木肌は機械の鉋では出ない。柱・梁・框に名栗仕上げを引いた京都の数寄屋系3軒。村野藤吾と中村拓志の佳水園、中村外二工務店改修の美山荘、明治創業の要庵西富家を読む。
二泊三日、宇治から大原野・洛西へ — 茶の産地と密教寺院の周縁を渡る京都南部プレミアム宿
京都駅から南へ。宇治の茶亭旅館、大原野の温泉、嵐山西の現代意匠ヴィラを渡る、京都南部周縁の二泊三日プレミアム宿巡り。
二泊三日、宇治から大原野・洛西へ — 茶の産地と密教寺院の周縁、京都南部の都市プレミアム宿を渡る
宇治から大原野・洛西へ、京都南西部の周縁を南へ渡る二泊三日。明治創業の宇治川畔の老舗、阪急旧保養所を改めた邸宅、屋上テラスを持つ十室の宿。都市プレミアムの三軒。
船でしか辿り着けない宿 5軒 — 桟橋から始まる、室数10以下の水路の宿
陸路が途切れた先、渡し船・送迎艇・舟屋の桟橋から始まる宿を全国から五軒。大牧温泉、MOKU ISESHIMA、伊根の舟屋を、水際の建築条件として読み解く。
障子の桟割りで選ぶ宿 5軒 — 荒組・吹寄せ・横繁、一枚の建具が分割する光
障子は同じ白い面でも、桟の割り付けで光の表情がまるで変わる。荒組・吹寄せ・横繁という桟割りの差で読む、数寄屋・町家の宿5軒。
夏座敷という設計判断 — 障子を外し、簾と葭簀を吊る数日のために整えられる広間
梅雨明けからお盆過ぎまでの数十日のために、建具を外し簾戸を入れ、畳の縁を麻に替える。夏座敷という季節仕事を、京都・金沢・倉敷の老舗宿から建築的に読む。
二泊三日、丹後半島を渡る — 伊根の舟屋から経ヶ岬・天橋立まで、室数10以下の小宿を継ぐ
京都府最北の丹後半島を二泊三日で渡る。伊根の舟屋、間人の外洋、天橋立の内湾 — 海岸線の三層を、室数10以下の小宿で継ぐ大人の旅程。
掻き落としという表層 — 塗った左官を半乾きで削り、骨材の粒を露わにする壁の宿 3軒
半乾きの左官面を削り、骨材の粒を露わにする「掻き落とし」。素材の中身を見せる左官仕上げを意匠に据えた、京都・嵐山と中京、東京・上野の3軒を素材と工程の側から読むエッセイ。
夏の浴衣という制度 — 麻と綿、藍と白、宿が梅雨明けに揃える着替えの編集
梅雨が明けると宿は着替えを入れ替える。麻と綿、藍と白、寝間着と外出着——京都・松本・由布院の三軒に、浴衣という静かな編集を読む。
現代美術を常設する宿 5軒 — 客室と回廊にアートを据えるという、滞在時間への設計判断
アートを一点の装飾ではなく建築計画の一部として常設する宿を、室数を抑えた現代意匠の5軒から読む。ベネッセハウス、BnA Alter Museum ほか、全国の「泊まれる美術館」をMedia Picks Score順に。