山梨県
杉板型枠のコンクリートを露しに使う宿 5軒 — 打放し面に木目を転写するという、素材の二重化
杉板を型枠に用い、脱型後も木目を残す打放し仕上げ。木の温もりという商業言語ではなく、コンクリートと木の「素材の二重化」という設計判断として、全国5軒の宿を読み解く。
石場建てを継ぐ宿 3軒 — 基礎に緊結せず礎石の上に柱を置くという構法を、客室に残すという判断
礎石の上に柱を置く伝統構法「石場建て」を、客室の風景として残した古民家再生宿 3 軒を、建築構法の視点から読む。NIPPONIA 美濃商家町(岐阜・6室・Score 93)、NIPPONIA 小菅 源流の村(山梨・4室・Score 91)、古民家宿るうふ 織之家(山梨・1室・Score 89)。
甲府・湯村から下部・西山へ — 武田の府中と身延の谷に建つ甲斐の高級旅館 5軒
甲府湯村温泉から下部温泉、西山温泉へ — 武田信玄の湯治伝承、身延山の門前、南アルプス山懐に残る5軒。ギネス認定「世界最古の宿」慶雲館を含む甲斐の西縁の高級旅館を、Media Picks Scoreとともに読み解く。
甲府・湯村から下部・西山へ — 武田の府中と身延の谷に建つ甲斐の高級旅館 5軒
甲府盆地の湯村温泉と、富士川を遡った下部・西山の古湯。武田の府中、信玄の隠し湯、身延の門前という三層の上に建つ甲斐の高級旅館5軒を、地形と歴史で読み直す。
富士に正対する高級旅館 5軒 — 河口湖・山中湖畔、客室と露天をどの角度で山に向けるか
富士に正対する客室露天付き高級旅館を河口湖・山中湖畔から5軒。森越しに稜線を抜く宿、床を低く落とし湖面と水平に並べる宿——開口の方位と床高から眺望を設計として読む。
湯舟の深さを読む — 立湯・寝湯・浅湯、浴槽の床高が身体に強いる姿勢 5軒
湯舟の深さは、宿が客の身体に強いる姿勢である。140cmの立湯、40cmの寝湯、60cmの浅湯。床高をどう設計したかで温泉文化は分かれる。立湯・寝湯・浅湯を浴場建築の主題に据えた5軒を、断面図的に読む。
サウナを客室に閉じる——「個室化」が変える整いの所有権
factcheck-probe-1680
二泊三日、八ヶ岳南麓から清里・小淵沢へ — 北杜市の現代建築と高原リゾート宿を渡る
標高 1,000 メートルの八ヶ岳南麓を 3 日で渡る。北川原温設計の 6 室ブティック、1,000m に立つ高原リゾート、永山祐子+竹中工務店のウェルネス宿。北杜市の現代建築 3 軒を編集部が選んだ動線で。
客室サウナという設計 — 浴室の延長線上に置かれたフィン式とロウリュ対応の宿 5軒
客室内に独立したサウナ室を設ける設計が高級ホテル・一棟貸し帯で確立しつつある。フィン式とロウリュ対応の5軒を建築意匠の観点から並べる。
富士を切り取る窓 — 富士河口湖・山中湖の宿で読む開口部設計 5 軒
富士河口湖町と山中湖村の宿から、富士山を「切り取る」開口部設計を持つ五軒を選定。軒の出、ガラスの分割、視野を絞る距離設計を読解する。