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欄間彫刻を継ぐ宿 5軒 — 鴨居と天井のあいだの一枚に、透かし彫りと組子を彫るという意匠
鴨居と天井のあいだの一枚に、宿の設計思想が凝縮する。京都御三家から下呂の登録有形文化財まで、欄間の意匠を継ぐ5軒を編集部が読み解く。
打たせ湯の高さを読む宿 5軒 — 落水の位置エネルギーを、湯屋がどう構造化するか
樋の高さ、落し口の形状、受ける床の素材、湯気抜きの位置。湯屋という小建築が水の位置エネルギーをどう構造化するかを、東北・北信・九州の5軒で読み解く。
器を主語に読む宿 3軒 — 九谷・織部・作家物、料理長が膳に択ぶ一皿の作家性
器を主語に据えて読む宿を三軒。加賀・山代のべにや無何有、京都の炭屋旅館、山中温泉のかよう亭。九谷、作家物、山中塗の系譜を、料理長が膳に択ぶ一皿を通して観察する essay。
朝粥を出す宿 3軒 — 白粥・茶粥・鯛粥、宿が滞在の最後に据える一椀の設計
京都で白粥、奈良で茶粥、鞆の浦で鯛の出汁を用いる一椀。三軒の宿がそれぞれの土地の水と米に向き合い、火加減と時間で仕立てた朝の粥を、編集部が選んだ。
アマン京都 — 西賀茂、ケリー・ヒルが鷹峯の山裾に置いた26棟のパビリオン配置を読む
京都・鷹峯の山裾、豪州人建築家ケリー・ヒルの遺作。26棟のパビリオンに散在する全24室、約24,000平米の森林敷地。都心の町家ホテル群とは別解の、京都ラグジュアリー・リゾート。
北九州・門司港から小倉城下へ — 大正期の近代洋館と現代意匠が並ぶ都市プレミアム宿 5軒
関門海峡の門司港レトロから小倉城下の都心まで。アルド・ロッシ設計のデザインホテルや地上132mの高層ホテルなど、北九州の都市プレミアム宿5軒を門司港から小倉への動線で読む。
露地を通す宿 5軒 — 玄関から客室までを一本の茶庭として歩かせる、市中の山居という設計
京都と飛騨高山で、玄関から客室までの動線を一本の露地として歩かせる数寄屋・古民家の宿5軒。飛石・蹲踞・延段の素材から、市中の山居という設計判断を読む。
萩・石見銀山から温泉津へ — 山陰の港町と銀山街道に潜む、室数10以下の小宿 5軒
世界遺産・石見銀山と鉱山の積出港・温泉津を軸に、銀山街道の周辺に散らばる室数10以下の隠れ宿を5軒。大正創業の湯屋、群言堂の武家屋敷再生宿、一棟貸しの古民家まで、山陰の港町と鉱山文化の文脈で選ぶ大人の宿。
露天の岩組を作庭として読む宿 — 湯を囲む石をどう据えるか、庭師の手が入る浴場 3軒
露天風呂を囲む石を、庭石を据えるのと同じ作法で読み解く。天降川の川原石を組んだ妙見石原荘、竹山聖・アモルフ設計のべにや無何有と強羅花壇——庭師の手が入った浴場3軒。
二泊三日、静岡市から清水・三保へ — 駿河湾を背に、現代建築と東海道の宿を渡る
静岡市街の駅前から清水港の水際、三保松原と富士を受ける日本平の高台へ。駿河湾を背に内陸から海へ宿の性格が移る二泊三日を、都市プレミアムの三軒で渡る旅程。
二泊三日、名古屋から瀬戸内・尾道へ — コンラッド名古屋を起点に、現代建築と海の都市を継ぐ連泊設計
名古屋・栄の高さ211mのタワーから、1943年築の上屋を谷尻誠が改装した尾道の水辺へ。垂直と水平、新築と再生、二つの都市プレミアムを建築で継ぐ二泊三日の連泊設計。
パーク ハイアット 東京 — 2027再開業を前に、丹下健三事務所設計47〜52階の空中ロビーを最終盤に読む
丹下健三事務所設計・高さ235mの新宿パークタワー上層に挿入されたパーク ハイアット 東京。41階のロビー、42階以上の客室、52階の食堂という垂直三層を、2025年12月の再開業直後に一棟で読み直す。