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城崎温泉・豊岡の外湯文化に建つ高級旅館 5軒 — 内湯を抑え、町の湯屋へ送り出す宿の設計
七つの外湯を町の共有資産とする城崎温泉。内湯を抑え、浴衣と下駄で客を湯屋へ送り出す——「館内で完結しない」設計思想を持つ高級旅館5軒を、豊岡・城崎の町割りに地図で置いて読む。
奥日光・湯元から湯ノ湖畔へ — 標高1480m帯の硫黄泉に潜む室数10以下の小宿 5軒
いろは坂の先、標高1480m帯の奥日光湯元温泉。乳白色の硫黄泉を引く室数10以下の小宿を、湯元から湯ノ湖畔へたどる動線で5軒選んだ。
船でしか辿り着けない宿 5軒 — 桟橋から始まる、室数10以下の水路の宿
渡し船や送迎艇で最後の数百メートルを水上に渡る、室数10以下の小宿を全国から5軒。小豆島・大津島・英虞湾・答志島・伊根——到達条件そのものを建築として読む。
五箇山・南砺から白川郷の周縁へ — 合掌造り集落の縁に潜む、室数10以下の山里宿 5軒
五箇山(富山県南砺市)から白川郷周縁(岐阜県白川村)まで、合掌造り集落の縁に低く構える室数十以下の山里宿を五軒。茅葺・移築民家・かけ流しの湯を、地図とともに南北に辿る。
吊り橋の先にある宿 — 車道が途切れ、揺れる橋を渡って辿り着く隠れ宿という形式
車道が終わる地点から、吊り橋を渡って徒歩で辿り着く渓谷の小宿三軒。奥鬼怒・黒部峡谷・祖谷渓。橋を渡る時間そのものが、宿の体験の前段として組み込まれている。
二泊三日、広島から呉・竹原へ — 復興都市の現代建築と海軍港・製塩町の宿を渡る
広島駅前の復興都市建築から呉の旧海軍工廠の岸壁、そして竹原・重要伝統的建造物群保存地区の町家を翻案した10室の宿へ。三都市を宿の単位で繋ぐ二泊三日の編成。
松江・玉造から出雲へ — 宍道湖畔の近代意匠と神話の地に建つ都市プレミアム宿 5軒
松江・玉造温泉・出雲を宍道湖の南北軸でつなぐ都市プレミアム 5 軒。湖畔の近代和風、駅前東急、創業 130 年の数寄屋、120 坪庭園露天、出雲大社門前の現代和。Score 92-95、目安 1.7-9.0 万円。
皇居外周を歩く宿 5軒 — 大手町・丸の内・半蔵門、内堀通りに面した都市プレミアムの客室から東京を読む
皇居の内堀通りに沿って並ぶ都市プレミアム5軒を、江戸城の地形が客室の高さと開口をどう規定するかという視点で読み解く。和田倉濠に低く構えるパレスから大手町タワー最上部のアマンまで。
白を選び切るということ — 漆喰・石灰・チタンホワイト、宿が無彩色に振る設計判断
漆喰の白、石灰の白、塗装の白。同じ無彩色でも反射と陰影が異なり、空間の温度を変える。白に振り切った三軒を素材から読む観察エッセイ。
二泊三日、札幌都心から小樽・余市へ — 道央の現代建築とニッカの蒸溜所を宿で渡る
札幌の都心から小樽の石造倉庫街、余市の蒸溜所とぶどう畑へ。道央の近代建築と現代意匠を二泊三日で読み解く、宿で渡る周遊の旅程。
鳴子・東鳴子から川渡へ — 玉造の谷に泉質が変わる、木造湯屋の宿 5軒
宮城・鳴子温泉郷は数キロの谷あいで泉質が幾度も変わる稀な温泉地。鳴子から東鳴子、川渡へと玉造の谷を下りながら、硫黄泉・重曹泉・含硫黄食塩泉を木造の湯屋とともに渡る5軒を、泉質と立地で分散選定した。
水盤を持つ宿 5軒 — 反射という設計、建築を二度見せる水の面
屋外の浅い水盤を建築の主役に据えた5軒。直島の安藤忠雄、志摩と東京のAman、隈研吾の長崎、奥日光の湖畔。空と軒を映し、建築を二度見せる静止した水を、設計の側から読む。