TAG

京都市

デザインホテル

枯山水を客室の正面に据えるということ — 白砂と石組を眺めるための開口を、宿はどこに切るか 3軒

白砂と石組の枯山水を客室の主景に据える京都・北陸の3軒。佳水園・要庵 西富家・浅田屋を、開口の切り方という建築的視点から観察する。

2026 . 08 . 07
都市プレミアム

シックスセンシズ京都 — 東山・妙法院の門前、平安の物語を借景にした81室を一棟で読む

三十三間堂と京都国立博物館に囲まれた東山の門前地に、2024年開業。清水建設の断面と『源氏物語』を主題にした81室、地下のSix Senses Spaを一棟の建築として読む。

2026 . 08 . 04
隠れ宿

番号でなく名で呼ぶ客室 — 部屋に固有名を与える、隠れ宿の命名という設計 3軒

客室を番号でなく固有の名で呼ぶ隠れ宿を三軒。京都・要庵西富家は源氏物語の巻名、由布院・一壺天は色と草木、龍のひげは樹木の名で客室を呼ぶ。命名という無形の設計を読むエッセイ。

2026 . 07 . 29
デザインホテル

版築の壁を残す宿 3軒 — 土を突き固めて積層させる、地層のような壁面という設計判断

土を層ごとに突き固める版築。外構の塀ではなく客室や館内に土の壁を残した宿を、京都・信州・山陰から3軒。左官と土の系譜を素材の側から読む、梅雨明けのためのエッセイ。

2026 . 07 . 29
隠れ宿

宿帳を紙のまま残す宿 3軒 — 万年筆と朱印、到着の所作を電子化しないという設計

到着してまず万年筆を執る。宿帳を電子端末に置き換えない京都・金沢・松江の名旅館3軒を、隠れ宿の初動設計として読む。俵屋旅館、浅田屋、皆美館。

2026 . 07 . 28
デザインホテル

ACEホテル京都 — 烏丸御池・旧京都中央電話局を継ぐ新風館、隈研吾とコミューンが縫う213室を一棟で読む

1926年の旧京都中央電話局を隈研吾とコミューン デザインが再構成した新風館の一棟。烏丸御池直結・213室の都市型デザインホテルを、建築の断面から一軒集中で読む。

2026 . 07 . 28
デザインホテル

欄間彫刻を継ぐ宿 5軒 — 鴨居と天井のあいだの一枚に、透かし彫りと組子を彫るという意匠

京都・金沢・飛騨の数寄屋宿五軒を、部屋境の「欄間」という一枚の建具から読む。透かし彫り・板欄間・組子・筬——技法の差が宿の性格を分ける。

2026 . 07 . 27
高級旅館

八寸という一皿の編集 — 夏の前菜を盆に組むという、料理長の構図の設計 3軒

会席の八寸は、季節の小品を一枚の盆に並べる、料理長にとって構図を設計する場である。盛り付けを「並べる編集」として読み、京都・北陸の高級旅館3軒——柊家、べにや無何有、玄妙庵——をその作法から観察する。

2026 . 07 . 26
高級旅館

文豪が原稿を書いた宿 3軒 — 逗留と創作のあいだに、部屋がどう関わったか

川端康成が定宿とした京都最古級の俵屋旅館、重要文化財の萬翠楼福住、『伊豆の踊子』執筆の間を残す湯本館。文人ゆかりを観光消費せず、書くための静けさを宿がどう設計したかを建築の視点で読む3軒。

2026 . 07 . 25
デザインホテル

格天井と棹縁天井で選ぶ宿 5軒 — 客室の上方に組まれる、もうひとつの設計面

床や壁ではなく、客室の天井を設計判断として読む。格天井、棹縁天井、船底天井——数寄屋大工と建築家が頭上に組んだ意匠から、あさば・富士屋ホテル花御殿・吉田山荘・かよう亭・岩惣の5軒を選んだ。

2026 . 07 . 24