万平ホテルの宿泊料金(掲載価格)は1泊2名¥53,000〜¥114,000が中心で、中央値は¥68,300。いちばん安いのは2月で、中央値¥50,600である(2026年9月23日〜2027年3月23日宿泊分)。公開レビューデータを集計した評価は4.0〜4.5(5点満点、1,000件以上)。
旧軽井沢の森が色づく10月は中央値¥145,500まで上がり、冬の平日が最も手の届きやすい時期と言える。後半では、1936年竣工のアルプス館をはじめ3館の客室構成とテラス付き客室を、公式サイトの記載で整理した。
この記事の要点
- 掲載価格は1泊2名¥53,000〜¥114,000が中心、中央値¥68,300(2026年9月〜2027年3月宿泊分)
- 最安は2027年2月で中央値¥50,600。最も高い2026年10月より約¥95,000低い
- 月〜木曜泊は中央値¥63,200で、土曜泊(¥98,700)より約¥35,000低い
- アルプス館は久米権九郎設計、1936年竣工の登録有形文化財。客室は36〜57㎡の3タイプ・12室
- 専用テラス付きの客室は愛宕館・碓氷館に計29室(公式サイトの客室タイプ別室数)

建築と意匠
- 設計
- 久米権九郎(アルプス館。日光金谷ホテル・富士ビューホテルも手掛けた建築家)
- 竣工・改装
- アルプス館1936年竣工、2018年登録有形文化財。2023年から創業130周年記念事業として大規模改修・改築、愛宕館は建て替え
- 素材・意匠
- ハーフ・ティンバー風の外観、和洋折衷の室内。客室にガラス障子、猫足バスタブ、軽井沢彫の家具
- 客室数
- 全86室(アルプス館12室・愛宕館30室・碓氷館44室)
- 客室の広さ
- 36〜91㎡(アルプス館は36・48・57㎡)
グラフの数値を表で見る
| 項目 | 掲載価格の中央値 |
|---|---|
| 2026年5月 | ¥72,100 |
| 6月 | ¥72,100 |
| 7月 | ¥107,500 |
| 8月 | ¥118,900 |
| 9月 | ¥113,200 |
| 10月 | ¥145,500 |
| 11月 | ¥83,500 |
| 12月 | ¥88,600 |
| 2027年1月 | ¥55,700 |
| 2月 | ¥50,600 |
| 3月 | ¥53,100 |
万平ホテルの宿泊料金はいくら?安い月は?
2026年9月23日〜2027年3月23日宿泊分の掲載価格(2026年10月23日時点)では、下位25%〜上位25%の幅が¥53,100〜¥113,800、中央値は¥68,300。月別に見ると、年明けから一段下がる。最も安いのは2月(中央値¥50,600)で、3月(¥53,100)、1月(¥55,700)が続く。反対に、紅葉期の10月は¥145,500と、2月の約2.9倍になる。
直近半年(2026年4月23日〜10月22日宿泊分)を見ると、5月・6月はともに中央値¥72,100、避暑の盛りの7月は¥107,500、8月は¥118,900だった。初夏は冬に次いで手の届きやすい季節で、夏と秋は高い水準が続く。
| 宿泊月 | 掲載価格の中央値 | 集計日数 |
|---|---|---|
| 2026年5月 | ¥72,100 | 31日 |
| 2026年6月 | ¥72,100 | 30日 |
| 2026年7月 | ¥107,500 | 31日 |
| 2026年8月 | ¥118,900 | 31日 |
| 2026年9月 | ¥113,200 | 30日 |
| 2026年10月 | ¥145,500 | 31日 |
| 2026年11月 | ¥83,500 | 30日 |
| 2026年12月 | ¥88,600 | 31日 |
| 2027年1月 | ¥55,700 | 28日 |
| 2027年2月 | ¥50,600 | 28日 |
| 2027年3月 | ¥53,100 | 23日 |
5〜9月は2026年4月23日〜10月22日宿泊分、10月以降は2026年9月23日〜2027年3月23日宿泊分の集計。11月以降は2026年10月23日時点の掲載価格で、今後変わることがある。
平日と週末で宿泊費はいくら違う?
グラフの数値を表で見る
| 項目 | 掲載価格の中央値 |
|---|---|
| 月 | ¥63,200 |
| 火 | ¥63,200 |
| 水 | ¥63,200 |
| 木 | ¥63,200 |
| 金 | ¥77,200 |
| 土 | ¥98,700 |
| 日 | ¥73,400 |
2026年9月23日〜2027年3月23日宿泊分では、月曜から木曜の宿泊がいずれも中央値¥63,200で最も低い。金曜は¥77,200、日曜は¥73,400、土曜は¥98,700。土曜泊と平日泊の差は約¥35,000で、同じ冬でも曜日を一日ずらすだけで宿泊費の水準が変わる。
アルプス館の客室は? 3館の違い
万平ホテルの宿泊棟は、アルプス館・愛宕館・碓氷館の3つ。2025年4月の発表では全86室、36㎡〜91㎡とされる。公式サイトの客室タイプ別室数を館ごとに並べると次のとおり。
アルプス館(12室)
1936年、日光金谷ホテルなども手掛けた久米権九郎の設計で竣工した本館。ハーフ・ティンバー風の外観と和洋折衷の室内意匠をもつ木造3階建てで、2018年に国の登録有形文化財となった。公式サイトは客室を「丸く温かみのあるペンダント照明をはじめ、ガラス障子、猫足バスタブ、伝統工芸品の軽井沢彫家具」を承継した空間と説明している。1977年から3シーズン、ジョン・レノン一家が夏を過ごした棟でもある。

- クラシック:36㎡・ツイン・4室(中庭側)
- クラシックプレミア:48㎡・ツイン・7室(中庭側/玄関側)
- グランドクラシック:57㎡・ツイン・1室(玄関側の角部屋、シャワーブース付バスルーム)
いずれも2階で定員2名、エキストラベッドは使えない。
愛宕館(30室)
創業130周年の改修で建て替えられた棟。組子格子などの装飾と西洋家具を組み合わせ、和洋折衷を現代的に表した客室で、全室の内風呂に塩沢温泉(ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉)を引く。プレミア(45㎡・17室)、プレミア テラス付(45㎡+テラス・10室)、グランドプレミア(56㎡)、愛宕スイート(80㎡)、万平スイート(91㎡)の構成。
碓氷館(44室)
2001年に新築された棟。スタンダード(45㎡・12室)、スタンダード テラス付(9室、うちアクセシブルルーム3室)、クラシック(45㎡・13室)、クラシック テラス付(9室)、碓氷スイート(90㎡+テラス・1室)。クラシックはアルプス館のインテリアを継承した客室とされる。
宿泊者専用テラスはある?
公式サイトの客室ページで「専用のテラス」と案内されているのは、客室に付くテラスである。愛宕館プレミア テラス付が10室、碓氷館のテラス付が計19室(スタンダード9室・クラシック9室・碓氷スイート1室)で、合わせて29室。碓氷スイートは館内で唯一のテラス付きスイートと記載されている。
アルプス館1階のカフェテラスは117席のうち53席がテラス席(9:30〜18:00、予約不可)。ホテルのレストランとしての営業で、宿泊者に限った施設とは書かれていない。テラスで過ごす時間を重視するなら、テラス付きの客室タイプを選ぶのが確実だ。
宿泊プランを選ぶときに見ておきたいこと
本記事の掲載価格は、食事条件やプランを問わない最安値で集計している。夕食付きのプランや、広い客室・温泉付きの愛宕館を指定すると、ここで示した中央値を上回ることがある。館内の食事は、アルプス館のメインダイニングルーム(フランス料理。朝食7:00〜10:00)、総檜造りの「檜」(鉄板焼き・すき焼き)、バー、カフェテラスの4つ(公式サイト)。
口コミではどんな点が挙がっている?
公開レビューデータを集計した評価は4.0〜4.5(5点満点、1,000件以上)。直近24か月の口コミで多かった話題は次のとおりで、いずれも好意的な言及が中心。
- 料理の味に触れた口コミが2〜3割
- スタッフの対応に触れた口コミが2〜3割
- 改装済み・リニューアルに触れた口コミが1〜2割
- コーヒー・お茶に触れた口コミが1〜2割
- 温泉・天然温泉に触れた口コミが1〜2割
万平ホテルはどんな人に向く?
- 向く: 登録有形文化財の本館で、昭和初期の和洋折衷の意匠の中に泊まりたい人。冬の平日に日程を合わせられる人。客室の内風呂で温泉に入りたい人(愛宕館)。
- 向かない: 3名以上で同室に泊まりたい旅程にはアルプス館の客室は合わない(定員2名、エキストラベッド不可。愛宕館・碓氷館の一部は3名まで)。旧軽井沢銀座通りの中に宿を取りたい場合は、徒歩約10分の距離がある。
アクセス・基本情報
- 所在地:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925
- 電車:北陸新幹線で東京駅から軽井沢駅まで約1時間10分。駅からタクシー約5分(2km)
- 送迎:宿泊予約者向けに軽井沢駅南口との無料送迎バス(予約制、利用日の1か月前から予約可)
- 旧軽井沢銀座通りまで徒歩約10分
- チェックイン15:00/チェックアウト11:00
- 客室数:全86室(36〜91㎡)
- 駐車場:2026年8月17日から宿泊者も有料。宿泊者専用駐車場あり
- 創業:1894年(亀屋ホテルとして)。1902年に現在地の桜の沢へ移転
近くで比べるなら
同じ旧軽井沢エリアで、歴史や食事に特徴のある2軒を同じ基準の掲載価格で並べた。
軽井沢つるや旅館
掲載価格 ¥27,000–¥36,000 / 泊(2名1室・税込、2026年9月23日〜2027年3月23日宿泊分) 25室

建築と意匠
- 竣工・改装
- 江戸時代初期に中山道軽井沢宿の旅籠として開業、改装を重ねて現在に至る
- 素材・意匠
- 奥館は大正時代に建てられた木造家屋で、昔からの調度品を使用
- 客室数
- 25部屋(冬季は22部屋)
- 客室の広さ
- ツインと6畳和室の和洋室29㎡ほか
旧軽井沢銀座通り沿いの老舗旅館。芥川龍之介や堀辰雄らが執筆に使った宿として公式サイトに記されている。安いのは10月・11月・2月、月曜・木曜泊。公開レビューデータを集計した評価は4.0〜4.5(1,000件以上)で、料理の味に触れた口コミが3〜4割。万平ホテルより価格帯は低く、文学ゆかりの和の宿に泊まりたい旅程に合う。
ルグラン旧軽井沢
掲載価格 ¥32,000–¥62,000 / 泊(2名1室・税込、2026年9月23日〜2027年3月23日宿泊分) 43室

軽井沢駅から徒歩15分、旧軽井沢銀座まで徒歩6分の位置にあるホテル。フランス料理の夕食と露天風呂を公式サイトで打ち出し、宿泊者向けに駅との無料送迎もある。安いのは3月・1月・2月、木曜・火曜泊。公開レビューデータを集計した評価は4.0〜4.5(1,000件以上)で、料理の味に触れた口コミが3〜4割。駅と旧軽井沢銀座の両方へ歩きたい旅程に合う。
よくある質問
Q. 万平ホテルの宿泊費の目安は?
A. 2026年9月23日〜2027年3月23日宿泊分の掲載価格は、1泊2名で¥53,000〜¥114,000が中心、中央値は¥68,300です。食事条件を問わない最安値での集計で、夕食付きや広い客室ではこれを上回ることがあります。
Q. 万平ホテルがいちばん安いのは何月?
A. 2027年2月で、掲載価格の中央値は¥50,600。3月(¥53,100)、1月(¥55,700)が続きます。最も高いのは紅葉期の10月で¥145,500です。
Q. 宿泊者専用テラスはある?
A. 公式サイトで「専用のテラス」とされるのは客室付きのテラスで、愛宕館10室・碓氷館19室の計29室にあります。アルプス館1階のカフェテラスにはテラス席が53席ありますが、宿泊者限定とは案内されていません。
本記事の参考情報
- 万平ホテル公式サイト「万平ホテルについて」(歴史・館内案内)
- 万平ホテル公式サイト「アルプス館」 / 「愛宕館」 / 「碓氷館」
- 万平ホテル公式サイト「アクセス」 / 「カフェテラス」
- 万平ホテル プレスリリース(2025年4月3日、客室全86室・36㎡〜91㎡)
- 森トラスト・万平ホテル「アルプス館」登録有形文化財登録に関する発表(2018年7月23日)
データの見方(集計方法)
- 価格: 2名1室・1泊あたりの掲載料金(税込)。食事条件・プランを問わない各宿の最安値で、各宿・各宿泊日について空室ありで掲載されていた最後の時点の料金(OTAに掲載された販売価格・税込。実際の予約金額・プラン条件とは異なることがあります)
- 対象: 長野県 軽井沢町のリゾートホテル 万平ホテル1施設(N=1)。比較として近隣の軽井沢つるや旅館・ルグラン旧軽井沢を同じ基準で集計。価格帯は下位25%〜上位25%
- 期間: 2026年9月23日〜2027年3月23日宿泊分(価格帯・10月以降の月別・曜日別)、2026年4月23日〜10月22日宿泊分(5〜9月の月別)。2026年10月23日時点の掲載価格
- 口コミ: 直近24か月に投稿された口コミのうち、各テーマに触れた口コミの割合(10%刻みの範囲)。評価点と件数は公開されている口コミの集計(評価点・件数は2026年10月23日時点の公開値の集計。口コミ30件未満の施設は非表示)
- 出典: メトロエンジンリサーチ (OTA 価格分析)、メトロエンジンリサーチ (レビュー分析)
- 注意: 料金は予約サイトに掲載された料金で、実際の予約時の料金(クーポン・会員割引など)とは異なることがある。これから先の宿泊日の料金は2026年10月23日時点の掲載料金で、今後変わることがある。客室数・面積・設備は公式サイトの記載による